2014/10/19

北米のマツタケ Tricholoma magnivelare

某がマツタケマツタケと騒いでいるのは、国産の上質なものではなく
北米のWhite MatsutakeとかPine Mushroomとか呼ばれている
アメリカマツタケのことである。
国産ものと比べれば香りも数段落ちるが、何より手頃な値段で
とにかく腹一杯食べれる点は優れていると思う。

カナダアメリカの東部の一部とロッキー周辺の西部で秋になると
必ずしかも大量(年にもよるが)に発生するきのこで、
某の住むカナダロッキー周辺ではTricholoma magnivelareという種が
広範囲に分布している。
アメリカマツタケの生育条件は日本のものと幾分違うようだ。
アカマツ林でしかも落ち葉の堆積が少なく下草の掃除が行き届いた
きれい?な森等はもともと存在しない。
北米の森はむしろ手の行き届かない原生に近い森の中で見つかる。
アカマツは日本固有種であるので北米では北米の針葉樹の森で
マツタケは見つかる。
ちなみに某のきのこ山にはカナダツガという針葉樹の森に多く見られるが
条件さえそろえば、どこにでも発生している。
とにかく一つ一つの個体が大きく 多い年では菌円を描いて発生しているので
一つ見つけると一度に数個手に入れることができる。
それ故きのこ初心者でも簡単にマツタケ狩りができるから、
海外在住の日本人はこの時期よくマツタケ狩りに行くようだ。
真上から見ると巨大なマツタケが数個倒木の脇から顔を覗かせていて
容易に見つけることができるが、急な斜面で一定の方向からだと
まったくきのこの存在を確認することができない時もある。
倒木の右からアプローチすれば何の苦もなくマツタケを見つけることが
できるが左側からだと以外に発見できない。
傘がかなり反り返ってまるでシロハツの老菌のようにも見えるが
立派なマツタケである。
大きく反り返ったものはもちろんのこと傘が開いたものは、
職業きのこピッカーはお金にならないのでそのまま放置される。
個人できのこを食す某にはこんな個体でも十分有り難い。
今回も最大17cmの巨大なマツタケを採った。
こんな大きなものでも鼻を近づけるとやはりマツタケの香りがするし、
炊き込み御飯や佃煮等にはこういった個体を優先的に使うことができる。
左手前は傘の開いてないきのこ買い取り人が高値で買ってくれる
一級品です。
某は柄の部分の中実さを確認して(柔らかいと虫が入っている可能性がある)
一部を冷凍したり、マツタケ焼きやお吸い物等に使う。
それ以外の傘の開いたものや大きく成長しきったものは
早めに様々な料理に利用したりご近所や知り合いにお裾分けをしている。

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